Computer & HTTP Server
Computer
いまやCPU 周波数 1GHz以上のパソコンが5万以下で手に入ります。またサーバーの運営にはパワーを必要としませんので、ショップブランドや自作マシンあるいは眠っているPCを活用しましょう。
この情報は神戸にある自宅マシンからFTTH(光ファイバ)経由で提供していますが、眠っていたBaby ATの自作PCです。
 

HardwareSpec
PC
・CPU AMD K6-2 300Mhz
・Mother board ASUS P5A-B
・Memory 64 MB
・HDD 10 GB
・Video Cirrus Logic 5434 2MB
・LAN CARD コレガPCI-TXS
・CD-ROM IBM製薄型 2倍速 SCSI
・SCSI CARD BusLogic BT-545S
・モニターViewSonic E653
SoftwareSpec
OSVine Linux 2.1.5[FTP版]
日経Linux 2001/5付録CD


自宅内サーバーの概念図(出典 Windows Me)

HTTP Server
常時接続時代に入って始めたいのが自宅内サーバの立上げです。立ち上げる方法としてはいくつもありますが、大きく分けて

・Windows 98/Me/2000 Professionalのパーソナルインターネットサーバを使う
・フリーウェアやシェアウェアのインターネットサーバを使う
・Windows 2000 Advanced Serverを使う
・Linuxを使う

などの選択肢があります。

今回はVine Linux2.1.5上でApacheを使っています。Windows環境なら比較的導入が容易なAN HTTPDがあります。また同時にCGIも使うならActivePerlをインストールすればよいでしょう。

Mail Server
メールは送受信を行うMTA(Mail Transport Agent)と受信メールをユーザから取り出すpop3サーバーが必要となります。sendmailが有名ですが、Vine Linux2.1.5ではMTAにpostfix、pop3サーバーにqpopperを採用しており、これらを使いました。

セキュリティ対策
常時接続では、セキュリティ対策を万全にすることが大切です。ルータやファイアウォールソフトなしでADSLやCATVを常時接続する場合、つきまとうのがハッキングなどの侵入行為です。普通にインターネットを使っている分には、自分のIPアドレスを他人に知られる可能性は低いですが、サーバを立ち上げておくとなると、自分のIPアドレスを世界中に公開することになり、危険度は何十倍も上がってきます。

Windows用のその他のサーバー
HTTP Serverのほか、FTPサーバーとしてQUICKFTP、MAILサーバーとしてPersonalMailServerがあります。更にイントラネットの構築にはPersoni Officeがありますので挑戦されると良いでしょう。